プロのおすすめレシピ
L’aureole(ロレオール) 伊藤勝康
1963年、千葉県出身。東京エアポートレストラン株式会社などを経て、ロレオールオーナーシェフに。NPO法人ソウルオブ東北理事やいわて地産地消推進会議委員長など。11年農水省「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞。
岩手で栽培されている「秘伝」大豆を使っていると聞き、はじめてふうせつ花の豆腐を食べて、驚きました。豆本来の味がまっすぐ伝わってきて、「これが豆腐なのか」と。品質の優れた大豆を厳選し、こだわって作っているのが分かります。
「淡白な味」という豆腐の常識を覆した、深い旨味と香り。うまいものはうまい。豆腐の可能性を広げてくれる味わいです。
黒大豆のざるおぼろ豆腐 早池峰菜のソース 炙り塩麹和え
ざるおぼろのこっくりとした甘さに、ほろ苦い青菜のソースを合わせた、色鮮やかなひと皿。塩麹で和えた帆立と柚子の香りが、豆腐のコクを引き立てます。 |
材料
- ざるおぼろ豆腐(黒) 1/2個
- 早池峰菜(小松菜でも可) 適宜
- 帆立 1枚
- 塩麹、塩、オリーブオイル
- チコリ、トレヴィツ 適宜
作り方
- 早池峰菜は柔らかく茹で、少量の水とフードプロセッサにかけて、塩、オリーブオイルで調味し、ソースを作る。
- 帆立は表面を軽くバーナーで炙り、一口大に切って塩麹で和える。
- ざるおぼろ豆腐と一緒に盛りつけ、塩を飾る。
湯波のムース イクラ添え
濃厚な大豆のタンパク質をすくいあげた湯波は、いわば上質な大豆のクリーム。フードプロセッサにかけると、なめらかな大豆のムースになります。 |
材料
- 黄大豆汲上げ湯波 2本
- ざるおぼろ豆腐(黄) 適宜
- 煎り酒 適宜
- イクラ 適宜
- 山ぶどう塩 適宜
作り方
- 黄大豆汲上げ湯波を適当な大きさに切り、フードプロセッサが回る程度にざるおぼろ豆腐を加え、煎り酒で味を整える。
- なめらかなクリーム状になったら器に盛り、イクラ、山ぶどう塩を載せる。